多くの場合、胃痛、腹痛、吐き気、食欲不振、体重減少、食べ物がつまる感じなどの症状があるときに原因を調べる目的に行います。少しでも気になる症状がある時は検査を受けられることお勧めします。また胃がんなどを早期に発見するためには、定期的に胃がん検診での胃カメラもお勧めします。
実際に、胃カメラを入れて検査をしている時間は5〜15分程度です。もし病気がみつかり組織検査(生検)を行うと、さらに10分前後かかります。また鎮静剤を使用した場合、検査終了後から麻酔がさめるまで1時間はベッドで休んでいただきます。
喉の麻酔だけでは、痛みはありませんが嘔吐反射は抑えることができません。そのため、当院では楽な検査を希望される場合、鎮静剤を使用しなるべく苦痛を感じずに検査が受けられるよう心掛けています。 詳しくはこちら
胃カメラ検査の検査費用は健康保険で決まっているため、どこの病院で受けても同じ金額です。ただ、鎮静剤の使用、ピロリ菌検査や組織検査の有無によってかわってきますが、3割負担の場合で、およそ3500円~9000円程度となります。
予約の枠が空いていれば可能です。ただ検査予約が一杯の場合は受けられないこともございますので、来院前にお電話でご確認ください。
検査終了後、診察室にて画像をみながら説明させていただきます。鎮静剤を使用した場合は、1時間ベッドでお休みいただいた後に説明いたします。
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ピロリ菌を調べる方法はいくつかありますが、当院では血液検査と呼気検査で調べています。胃カメラ検査と同じ日に検査を行うことも可能です。
ピロリ菌だけを調べる場合は、自費診療になります。その場合は胃がんリスク検診(ABC検診)をお勧めします。 詳細はこちら➡「胃がんリスク検診(ABC検診)」
もしピロリ菌が陽性だった場合は、胃カメラ検査を受けると、その後の除菌治療には健康保険が適用されます。
除菌治療を行うには胃カメラ検査で、胃炎や胃潰瘍などの病気があり、ピロリ菌検査で陽性の場合は健康保険が適用されます(胃バリウム検査だけではだめです。)そのため、胃カメラ検査を受けられていない場合は当院で胃カメラを行い、その後除菌治療を行います。すでに胃カメラ検査、ピロリ菌検査がお済みの場合は検査結果を持参いただければ、除菌治療を行うことが出来ます。
原則予約制になっております。予約は電話でも可能です。その際は電話で内服薬の確認、検査前日、当日の説明をさせていただき、当日は最初に診察を行います。